「脳に悪い7つの習慣」(林成之)とは、
1.「興味がない」と物事を避ける
2.「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
3.言われたことをコツコツやる
4.常に効率を考えている
5.やりたくないのに我慢して勉強する
6.スポーツや絵などの興味がない
7.めったに人をほめない
の7つでした。
今日は、5つ目の「やりたくないのに我慢して勉強する」です。
これはいかにも脳に悪そうです。(笑)
人間の記憶には、作業記憶・体験記憶・学習記憶・運動記憶の4種類があります。
作業記憶=脳が受け取った情報を一旦記憶する
体験記憶=体験を通してつくられる記憶
学習記憶=勉強によって覚える記憶
運動記憶=自転車の乗り方など身体で覚える記憶
「やりたくないのに我慢して勉強する」場合、
作業記憶として、一旦記憶はされるのですが、
「おもしろくない」「嫌いだ」「役に立たない」と思っていると、
A10神経群でマイナスの感情のレッテルが貼られ、
学習記憶になる前に消えていきます。
つまり、勉強しても勉強しても記憶に残らず、ストレスがたまるだけで、
脳だけでなくメンタルにも悪い習慣と言えそうです。
だけど、
「勉強やりたい人なんているんですか?」
「勉強やりたくない人が学習記憶を高めるにはどうしたらいいんですか?」
と思いますよね。
まず、勉強やりたい人はいます。(笑)
人間には知的好奇心というものがあるので、
興味のあることは自然に勉強してます。
本を読んだり、調べたり、まとめたり、人に話したりしてるはずです。
興味のあることって、どんどん頭に入って、まとめたり、話したりするうちに
より思考が深まって、強い記憶になっていきます。
たとえば、「鬼滅の刃」なんて、セリフ完璧に覚えてる子いますからね。(笑)
では、興味がない数学はどうしたらいいのか?英単語はどうしたら覚えられるのか?
脳がより思考力を発揮し強いイメージをつくった情報は、強く記憶に残りますから、
何かを覚えるには、プラスの感情のレッテルを貼り、
「これを覚えるのは自分にとってうれしい」というスタンスをもつことが大切です。
興味のない数学を、自分にとって「うれしい」ものにするには、
2つ方法があります。
1つは、テストで自己ベストをとって(志望校に合格でもよい)誇らしげな自分を想像しながら勉強する。
もう1つは、勉強後に、自分の趣味の時間、おやつの時間を設定して、勉強後の楽しみと勉強をセットにして勉強する。
もちろん、両方同時でも効果があります。
そして、興味のない教科ほど、復習が重要です。
3日以内に1回ずつ、3回アウトプットすること。
さらに、そのアウトプットの問題は、同じ問題より類題を徐々にレベルを上げていく方が効果があり、
かつ、「完璧に覚えたかどうか」を確認するためには、
「覚えたことを人にきちんと説明できるか」
「3日経っても覚えたことを言えるか」を判断基準にして判定していきます。
同じ時間勉強しても、定着率やテストの結果に差がつくのは、
嫌々勉強をやらされている VS 興味を持って主体的に勉強している
復習をしない、復習の仕方が間違っている VS 適切な時期に効果的な復習をしている
という違いなんですね!
