新型コロナの勢いが止まりません。
GW明けに学校が再開できるとは、誰も思ってないのではないでしょうか。
さて、日本は、欧米に先駆けて新型コロナの流行が始まりましたが、重症者数、死亡者数が圧倒的に少ないですね。3月末現在、10万人当たりの死者数は、イタリア=17.79人、スペイン=15.64人に対して、日本=0.04人だそうです。
これはなぜか。
検査数が少ないからではありません。
重症者や死亡者は、必ずカウントされますから。
BCGの予防接種の効果?
とも言われていましたが、同じ予防接種をしているロシアで感染の急拡大があり、この説も崩れつつあります。
では、何が原因なのか。
ぼくは、HLA型の違いだと思ってます。
HLA型???
HLA型とは、白血球の血液型のことです。
A座、B座、C座、DR座という4座(8抗原)の区分の組み合わせで数万通りあります。
赤血球の血液型に比べてすごく多いですよね。
これは、長い人類の歴史のなかで何度も致死的な感染症が流行したことで、特定のHLAをもっている集団のみが生き残るということがくり返されてきたためだと考えられています。
そして、その多様性は地球上の住んでいる地域で偏りが生じ、人種・民族間によるHLA型の偏りが大きいのです。
HLA型が異なると、感染症に対する抵抗性が変わります。
たとえば、第一次世界大戦時に流行したスペイン風邪では、当時の世界人口のおよそ3分の1にあたる5億人が感染し、1億人が亡くなった(致死率20%以上)とされていますが、日本では建築家の辰野金吾氏などおよそ39万人が亡くなったものの、致死率は1.63%と世界の10分の1以下でした。
2003年に流行したSARSでは、日本人の感染者・死亡者はゼロでした。
2012年以降流行しているMERSは、2015年に韓国・中国で感染が拡大し韓国では感染者186人、死亡者36人にのぼりましたが、日本国内での感染者・死亡者はいまだゼロです。
スペイン風邪はインフルエンザですが、SARS、MERSはコロナウイルスですので、今回の新型コロナで日本人の重症者が少ないのは、HLA型の違いなのではないかと思うのです。
