12月2日。
初めて会ったH君は落ち込んでいた。
前日に行われたセンタープレテストで英語44%、トータル55%。
ボーダー70%の岐阜大学地域科学部には遠くおよばない水準、
センター本番まで1ヶ月ちょっと、
1人で勉強していくことに絶望しての来校だった。
大逆転合格をライフワークの1つとする僕は、
E判定での入塾も大歓迎だ。
3ヶ月あれば判定1つ以上は上げられるし、
6か月もあれば合格が見える状況にする自信はある。
しかし、今回はセンター本番まで1ヶ月ちょっとでの相談。
センタープレの成績個票が出るのはまだ先だったが、自己採点からE判定は確実。
同じ得点でも8月の第二回マーク模試の後なら、喜んで引き受けただろうし、
せめて10月の第三回マーク模試の後だったらと、正直思った。
しかし、H君と勉強法や普段の生活など、あれこれ話すうちに、
H君の人柄、センタープレの分析、高校のレベル等から、
岐阜大学に合格できる可能性があるプランを思いついた。
そこで、
「明日から、平日6時間、休日12時間、
僕の指示するメニューに忠実に勉強できるなら、引き受けるよ!」
とH君に伝えた。
12月3日。
H君はやってきた。
入塾したいとのこと。
そして、その日から大逆転合格へ向けての超ハードスケジュールが始まった。
し・か・し
その計画は1週間も続かなかった。
H君のスピードが想定の半分以下だったのだ。
これだと全然間に合わない。
そこで、メニューを調整。
内容を絞る。
1周したところで、到達度チェック。
これも想定より低かった。
また、メニュー調整。
ギリギリのところまで内容を絞り込む。
H君はよくウトウトした。
時に熟睡も。
疲れているのだろうけど時間がない。
肩をたたき、気合を入れ、先を促し。。。
1月18・19日。
何とか最低限のメニューはやり終えて挑んだセンター本番。
英語44% → 61%へ 1ヶ月ちょっとで18%アップ!
合計55% → 64%へ 1ヶ月ちょっとで9%アップ!
今年のセンターは難しかったので、
センターリサーチ(自己採点データ集計による志望校判定)で
ギリギリD判定ぐらいにはならないかなぁと期待した。
しかし、現実は甘くなく、
岐阜大学地域科学学部、前後期ともにE判定。。。
つづく
