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2021共通テスト分析 化学

2021-07-01大学受験
化学:平均点=57.59点(前年比=+2.80) 大問1 物質の構成、物質の状態 問1.2価の陽イオンになりやすく、硫酸塩が水に溶けやすいもの。基本。 問2.モル質量、密度、アボガドロ定数の関係式。基本。 問3.極性と水への溶解度の関係、分子間力の理解および沸点との関係。基本。 問4.a. エタノールの蒸気圧曲線、凝縮が始まる温度。圧力を5分の1にしてグラフから読み取るだけなので簡単ですが、こういう手順を踏むだけで正答率は下がりますね。標準。 b. エタノールの状態変化。理想気体とした時の100°Cでの圧力を計算しなくても、①が選べちゃうんですが、これは出題ミスですか?あー感覚的に①を選んじゃいましたが、計算しないと②が消せないということですね。 大問2 物質の状態、物質の変化 問1.光が関わる化学反応や現象に関する誤文選択問題。光合成が吸熱反応であることは教科書本文レベル。基本。 問2.空気亜鉛電池の反応式から流れた電流を求める計算問題。空気亜鉛電池は、教科書本文太字、反応式は教科書には載ってないが、計算も簡単。基本。 問3.氷の昇華と水分子間の水素結合に関する説明選択、計算問題。 a 氷を水蒸気に昇華させる方法についての説明選択。状態変化の基本。 b 水分子間の水素結合1molを切るために必要なエネルギー。対角線の考え方を知らないと、水分子1molあたりの水素結合を4molとしそうですね。標準。 c 水の状態とエネルギーの関係図から氷の昇華熱を求める計算問題。順番に計算していくだけですね。標準。 大問3 物質の変化、無機物質 問1.塩化ナトリウムの溶融塩電解に関する誤文選択。塩化ナトリウムの溶融塩電解は、教科書で反応の詳細まで解説。基本。 問2.Ag,Pb,Sn,Znの識別。「Ag,Pbの希硫酸との反応、PbCl2が熱水に溶ける、PbとSnが同族元素」は、教科書本文レベル。〇〇の講評では、「スズと鉛が同族元素であることを知っている必要があり、見た目のわりに正解はしづらい」と書いてありますが、基本ですよね。標準。 問3.鉄(III)の錯イオンが光で分解する反応を題材とした実験問題 a 鉄(Ⅱ)イオンの検出で、ヘキサシアニド鉄(III)酸カリウム水溶液を加えると濃青色の沈殿生成は、教科書本文レベル。基本。 b 与えられた反応式からCO2になるシュウ酸イオンの物質量を求める。基本。 c 鉄(III)の錯イオンの何%が鉄(Ⅱ)の錯イオンに変化したかを求める計算問題。CO2に酸化されなかったシュウ酸イオンの物質量を求めてから、C02に酸化されたシュウ酸の物質量を求めて、bの結果を利用して反応した鉄(III)の錯イオンの物質量を求める。やや難。 大問4 有機化合物、高分子化合物 問1.芳香族炭化水素の反応に関する誤文選択。「ナフタレンを高温で酸化すると無水フタル酸」は、教科書本文レベルですが数研だと若干扱いは弱いです。ベンゼン→クロロベンゼン、ベンゼン→ベンゼンスルホン酸、ベンゼン→シクロヘキサンは、教科書本文太字レベル。基本。 問2.油脂に関する誤文選択。油脂の定義、硬化油の定義は、教科書本文レベル。ヨウ素価、けん化価の定義は、教科書コラムレベル。基本。 問3.炭素数5のアルコールに関する問題。 a 酸化剤作用でケトンを生成するもの個数。酸化剤作用でケトンを生成=第2級アルコールは、教科書本文太字レベル。基本。 b 分子内脱水で得られるアルケンの構造異性体が最も多いもの。わざわざ「シストランス異性体も区別する」とヒントがあります。Z会の講評には、「一つ一つの物質について検討が必要であり、解答にはやや手間がかかる。」とありますが、シスートランス構造異性体→2ペンテンみたいな考え方ではだめなんでしょうか。 問4.高分子化合物に関する誤文選択。ナイロン66とナイロン6の違いは教科書本文詳説事項。基本。 問5.ポリペプチド鎖のらせんの全長を求める計算問題。 脱水縮合を考慮して、ポリペプチド鎖Aを構成するアミノ酸Bの数を求め、3.6個分=0.54nmという条件をもとに計算。標準。 大問5 天然有機化合物、物質の変化と平衡 問1.グルコースの水溶液中の平衡 a 平衡に達した時のβ‐グルコースの物質量を求める計算問題。α‐グルコース+β‐グルコース≒0.100molから求める。グルコースの水溶液中の平衡は、教科書本文レベル。基本。 b β‐グルコースの物質量が平衡時の50%に達したのはα‐グルコースを加えた何時間後かを、グラフを活用して求める問題。ただ、グラフを描かなくても、表と選択肢から正解できますね。 c さらにβ‐グルコースを加えて溶かした後の新たな平衡状態における、β‐グルコースの物質量を求める計算問題。平衡定数から立式。中学受験ではmolがグラムになるだけで、よくある問題です。標準。 問2.グルコースをメチルエステル化した場合のα型の物質量の変化について、時間・物質量グラフを選択する問題。メチルエステル化は教科書外ですが、「還元性を示さなかった」というヒントがあるので、β型への変換が行われないことはわかりそうです。標準。 問3.グルコースに、ある酸化剤を作用させると炭素原子数1の有機化合物Y・Zが生成する反応から、Y・Zを特定し、グルコースの物質量を求める問題。 a この反応も教科書外ですが、銀鏡反応とYを酸化するとZになることから簡単ですね。基本。 b 有機化合物Y・Zは炭素原子数1なので、炭素原子の物質量に注目すれば簡単です。基本。
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