では、2020年の過去問を解いてみましょう。
1 理論:ガス燃料の燃焼熱とヘスの法則
問1:日常生活で燃焼エネルギーが利用されている有機化合物に関する空欄補充問題です。
1 基本 都市ガスの主成分の化合物名で基本ですが、化合物名だからつられてメタンガスと書いたら×ですよね。
2 基本 沸点の差を利用する分離技術。
問2 基本 ガスに不快なにおいが加えられている主な理由です。小学理科・社会でも出てきそうな問題。
問3:プロパンが完全燃焼する場合の熱化学方程式に関する問題です。
(1)基本 与えられた結合エネルギーの値利用して水素の燃焼熱を求める問題です。
(2)基本 与えられた結合エネルギーと黒鉛の昇華熱の値を利用して、黒鉛の燃焼熱を求める問題です。
(3)基本 黒鉛と水素を反応させると1molのプロパン+105kJの反応熱発生という条件と、(1)(2)の結果を利用して、プロパンが完全燃焼した時の熱化学方程式を求める問題です。ここまでは差がつかないですね。1問でも落としたら痛い感じです。
問4 標準 完全な無風状態で垂直離着陸輸送機を垂直上昇させるために燃料がどれほど必要か求める問題です。問題文の前半を読んで一瞬「むむ」と脳が締まりましたが、読み進むと「燃料の燃焼による機体の総質量の変化、および上昇に要する時間は無視できるものとする」とあったので、「なーんだ」と緩んじゃいました。 tとかkJが出てくると単位間違える受験生も出てきそうですね。
問5 基本 与えられた密度・分子量をもとに、問4で求めた燃料の体積を求める問題です。
